おはようございます。
ナカシマ歯科院長の中島です。
昨日は日曜日でしたが、箕面市立病院にて休日歯科に従事して参りました。
この休日歯科では箕面市立病院に入院されている患者様の治療等も担当させていただくのですが、普段の食事等で咬めているか咬めていないかがすごく重要だなと改めて再認識しました。
正直80歳を超えられていると初見で年齢を言い当てるのはかなり難しく、実年齢をお聞きしたときに「若いな~!」と感じる方はやはりしっかりかみ合わせがある方が共通点なような気がします。
歯の残存数も重要ですが、仮に上下総入れ歯だとしてもきちんと咬めているかが重要です。
「この歳なので今更~・・・」と言われることはよくあるのですが、若い方は歯がきちんとそろっている間に矯正等で歯並びやかみ合わせをきっちり整え、少数の歯がなくなった場合はインプラント等の欠損補綴をきちんと行い、義歯になってしまったとしても定期的に調整に行く。この流れが重要だと思います。つまり、年齢で何かを区切るということはほぼないように思います。
最近、ゲルバー理論というドイツのゲルバーという歯科医師が開発した「総入れ歯」製作の理論を再度勉強し直しておりますが、乳歯から永久歯、さらには歯がなくなった後まですべてを網羅する歯科医師は奥が深いですしいくら時間があっても足りないなと感じます。
日本では歯科医師が人気がないというところですごく残念ではありますが、海外ではとても人気の高い職業です。職業自体の魅力は満載ですから、それをこれからの若い方々に伝えていくのも我々の仕事なのだと思います。