Invisalign インビザライン
インビザラインとは

インビザラインは、透明な素材でできたマウスピース型の矯正装置です。
従来のワイヤー矯正とは異なり、ほとんど目立たないため、治療中でも自信を持って笑うことができます。インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社で開発され世界で1000万人以上が治療を受けている実績のある矯正システムです。
インビザラインの最大の特徴は、装置が透明で目立ちにくいことに加え、自分で取り外しができる点です。食事や歯磨きの際には外すことができるため、食事制限がなく、歯のケアも通常通り行えます。また金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられます。
インビザラインでは、患者様一人ひとりに合わせてオーダーメイドされたマウスピースを数セット作製し、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。少しずつ歯を理想の位置に動かしていくことで、痛みも少なく効果的に歯並びを整えることができます。
インビザラインはこんな方におすすめ
インビザライン矯正は、以下のような方に特におすすめです。
目立ちにくい方法で歯列矯正を希望する方
矯正装置が目立つのを避けたい方に最適です。
透明なマウスピースは周囲の人にほとんど気づかれません。
忙しい社会人の方
インビザラインによる歯列矯正は通院回数が比較的少なく、2〜3ヶ月に1回程度の調整で済むため、忙しい方でも無理なく続けられます。
食事を楽しみたい方
マウスピースは食事の際に外せるため、食べ物を選ぶ必要がなく、好きなものを自由に食べられます。
口内炎などのトラブルを避けたい方
金属のワイヤーがないため、口内炎ができるリスクが低減します。
金属アレルギーのある方
金属不使用の装置なので、金属アレルギーの方も安心して治療を受けられます。
当院のインビザライン矯正の特徴

最新の3D口腔内スキャナー iTero Lumina(アイテロルミナ)
当院では最新の3D口腔内スキャナー「iTero Lumina」を導入しています。
従来の型取り材料を使わずに、光学スキャナーで口腔内をスキャンするため、型取りの不快感がなく短時間で正確なデータを採取できます。
機器が従来のものよりスキャン精度が上がり、コンパクトになったことでお子さまや嘔吐反射が強い方でも負担が少なく受けることができます。
さらに、iTero Luminaでは治療開始前に歯が動いていく様子をシミュレーションで確認できるため、治療のゴールイメージを共有しやすくなります。お口の状態を視覚的に確認できるので、治療への理解も深まります。
クリンチェックで治療期間がわかる
「クリンチェック」は、インビザラインの特長的なシステムで、治療前に3Dシミュレーションを行うことができます。これにより治療開始から完了までどのように歯が動いていくのかを視覚的に確認でき、治療期間も事前に把握できます。
就職活動や結婚式など重要なイベントが控えている場合でも、治療がいつ終わるかを予測できるため、計画を立てやすくなります。また、途中経過も確認できるので、治療の進み具合を実感することができます。
光加速装置デンタルヘルスガードで治療期間の短縮
当院では「デンタルヘルスガード(旧称PBMオルソヒーリング)」という光加速装置を導入しており、近赤外線を毎日数分照射するだけで、治療期間を最大半分に短縮することが可能です。
デンタルヘルスガードは歯にダメージを与えることなく速やかに歯を動かせます。さらに、治療に伴う痛みも軽減する効果が期待できます。
各パッケージに対応
当院では、患者様の症状や治療期間に応じて、4つのインビザラインパッケージをご用意しています。
1.インビザラインエキスプレス
ごく軽度の前歯の歯並びの乱れの矯正、および、ごく軽度の前歯の後戻りの修正に適しています。マウスピースの枚数は片顎につき7枚まで、6 ヶ月以内の追加アライナー1 回まで。
2.インビザライン・ライト
軽度の前歯の歯並びの乱れの矯正、および、軽度の後戻りの修正に適しています。
マウスピースの枚数は片顎につき14枚まで、1年以内の追加アライナー1 回まで。
3.インビザライン・モデレート
軽度~中程度の歯並びの乱れの矯正に適しています。
マウスピースの枚数は片顎につき26枚まで、2年以内の追加アライナー2 回まで。
4.インビザラインコンプリヘンシブ(3年タイプ/5年タイプ)
成人向けの全顎矯正に最も選ばれているパッケージです。
抜歯を伴う症状にも対応できます。
保証期間が3年のプランと5年のプランの2種類があります。
マウスピースの枚数は無制限片顎につき26枚まで、アライナーの追加は3年のプランが3回まで、5年のプランが無制限です。
インビザラインのデメリット・注意点
インビザラインには多くのメリットがありますが、デメリットや注意点もあります。
治療を本格的に検討される際には以下の点もご理解ください。
装着時間の遵守が必要
効果を得るためには1日20時間以上の装着が必要です。取り外しが可能な反面、自己管理ができないと効果が出にくい場合があります。これはインビザラインの最大のデメリットともいえます。
装着時間が短いと歯の移動が遅れ、治療期間が延びてしまいます。
虫歯や歯周病の治療を先にする必要がある
矯正前に虫歯や歯周病がある場合は、先に治療する必要があります。治療中に虫歯になると、マウスピースが合わなくなる可能性があります。
健康な歯があってこその矯正治療であり、矯正中に歯の形が変わると作成済みのマウスピースが使えなくなる場合があるためです。
飲み物の制限
水以外の飲み物を飲む際はマウスピースを外す必要があります。
特に糖分や酸味のある飲み物は虫歯のリスクがあります。
マウスピースの内側に飲料が入り込むと、歯の表面に長時間接触して虫歯の原因になる可能性があるためです。
インビザラインの治療の流れ

1. カウンセリング
まずは無料のカウンセリングで、ご希望の治療期間などをお聞かせください。
インビザラインにおけるマウスピース矯正の概要や費用、期間などについて、わかりやすくご説明いたします。
2.精密検査・診断
矯正治療を検討される場合は、精密検査を行います。口腔内写真の撮影、レントゲン撮影、3D口腔内スキャン(iTero2)などを通じて、お口の状態を詳細に診断します。
3.治療計画の作成(クリンチェック)
検査結果をもとに、患者様に最適な治療計画を立案します。クリンチェックで歯の動きをシミュレーションし、治療のゴールや期間について具体的なイメージを共有します。
4.マウスピース装着・調整
治療計画に同意いただけましたら、オーダーメイドのマウスピースを作製します。マウスピースが届いたら装着方法や注意点をご説明し、実際に装着を開始します。その後は1〜2週間ごとにご自身でマウスピースを交換していただきます。
5.定期的な通院・経過確認
2〜3ヶ月に一度の通院で、治療の進み具合を確認し、必要に応じて調整を行います。通院頻度が少ないのもインビザラインの大きなメリットです。
6.治療完了・保定装置の装着
計画通りに歯が動き、理想の歯並びになったら、治療完了です。その後は「リテーナー」と呼ばれる保定装置を装着し、歯の位置を安定させます。保定期間も個人差がありますが、矯正期間と同程度の時間が必要とされています。
症例写真
ナカシマ歯科
〒562-0031 大阪府箕面市小野原東3-13-26
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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